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宮城県石巻市 震災ナレッジデータ 災害廃棄物一次仮置場における環境モニタリング調査結果 アスベスト気中濃度モニタリング調査結果

1.平成24年度第1回石巻市災害廃棄物一次仮置場アスベスト気中濃度モニタリング調査の結果について(8~9月実施)  (1)調査地点    災害廃棄物一次仮置場及び破砕選別処理場21箇所  (2) 調査概要   a)敷地境界付近における調査    ア)試料採取方法      吸引流量10L/分で連続する4時間の空気を捕集    イ)分析方法      まず、位相差顕微鏡法で総繊維数濃度を測定しました。その      結果、総繊維数濃度が1f/L(1リットルあたり1本)を超過      した場合は位相差/偏光顕微鏡法によって、総繊維数濃度が      10f/L を超過した場合は分析走査電子顕微鏡法によってア      スベストの同定を行いました。   b)場内定点及び作業者呼吸域における調査    ア)試料採取方法      吸引流量1L/分で連続する90分間の空気を捕集    イ)分析方法      まず、位相差顕微鏡法で総繊維数濃度を測定しました。その      結果、総繊維数濃度が3f/L を超過した場合は位相差/偏光      顕微鏡法によってアスベストの同定を行いました。  (3)結果概要    魚町西公園仮置場及び長浜仮置場の敷地境界において基準値を超    えるアスベストが検出されました。その他の地点においてアスベ    ストは検出されませんでした。    【参考】    ○ 大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基     準 10f/L    ○ WHO 環境保健クライテリア(EHC 53):「都市における大     気中の石綿濃度は,一般に 1 本以下~10 本/L であり,それを     上回る場合もある。」「一般環境においては,一般住民への石     綿曝露による中皮腫及び肺がんのリスクは,検出できないほど     低い。すなわち,実質的には,石綿のリスクはない。」  (4)悲惨防止対策    敷地境界基準を超過したアスベストを検出した仮置場において、    アスベストの発生源として可能性のある災害廃棄物の山に対し、    以下の対策を実施しました。   a)仮置場:長浜    ア)対策      災害廃棄物の山をキャッピングシートで覆った    イ)様子      関連するwebサイトから平成24年度第1回調査結果のリン      クを開き閲覧してください。   b)仮置場:魚町西公園    ア)対策      搬出作業が始まっていたため、搬出時に散水を徹底し湿潤化      した    イ)様子      関連するwebサイトから平成24年度第1回調査結果のリン      クを開き閲覧してください。 2.平成24年度第2回石巻市災害廃棄物一次仮置場アスベスト気中濃度モニタリング調査の結果について(11~12月実施)  (3)結果概要    全ての地点においてアスベストは検出されませんでした。   【参考】    ○ 大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基     準 10f/L    ○ WHO 環境保健クライテリア(EHC 53):「都市における大     気中の石綿濃度は,一般に 1 本以下~10 本/L であり,それを     上回る場合もある。」「一般環境においては,一般住民への石     綿曝露による中皮腫及び肺がんのリスクは,検出できないほど     低い。すなわち,実質的には,石綿のリスクはない。」  (4) 前回との比較    第1回調査で基準超過のアスベストを検出した仮置場において、    飛散防止対策後に実施した今回の調査でアスベストは検出されま    せんでした。 3.平成24年度第3回石巻市災害廃棄物一次仮置場アスベスト気中濃度モニタリング調査の結果について(2~3月実施)  (3)結果概要    川口町仮置場の敷地境界において基準値未満のアスベストが検出    されました。その他の地点においてアスベストは検出されません    でした。   【参考】    ○ 大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基     準 10f/L    ○ WHO 環境保健クライテリア(EHC 53):「都市における大     気中の石綿濃度は,一般に 1 本以下~10 本/L であり,それを     上回る場合もある。」「一般環境においては,一般住民への石     綿曝露による中皮腫及び肺がんのリスクは,検出できないほど     低い。すなわち,実質的には,石綿のリスクはない。」 4.平成24年度調査の総括   第1回調査で敷地境界基準を超過したアスベストを検出した仮置場   があったが、飛散防止対策実施後にアスベストは検出されませんで   した。その他の仮置場においても、基準値以上のアスベストは検出   されていないため、周辺環境への影響はないと考えられます。   今後も、モニタリング調査を継続して行い状況把握に努めます。 5.データの説明  (1)位相差顕微鏡法、位相差/偏光顕微鏡法 測定結果一覧    file:Monitoring_of_Asbestos_Air_Concentration_H24  (2)平成24年度第1回 分析走査電子顕微鏡法 測定結果一覧    file:Analytical_Scanning_Electron_Microscopy_H241st  (3)平成24年度第3回 分析走査電子顕微鏡法 測定結果一覧    file:Analytical_Scanning_Electron_Microscopy_H243rd
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Analytical_Scanning_Electron_Microscopy_H241st
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Analytical_Scanning_Electron_Microscopy_H243rd
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Monitoring_of_Asbestos_Air_Concentration_H24
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最初に登録した日 2017年9月20日
最後に更新した日 2018年12月14日

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